2025年03月10日
自律神経をコントロールする方法
自律神経をコントロール方法として最初に患者様にお伝えしているのは、鼻呼吸を意識することです。
鼻呼吸は副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせる働きがあるからです。
心臓がドキドキしたり、悩み事があったり、眠れなかったりなどある時は、先ず口を閉じ鼻から空気を沢山吸ってみてください。
心も体も少し楽になるのを感じてもらえると思います。
口呼吸は主に交感神経が優位になると言われています。
理由としては、浅く速い呼吸になり、これは体を**興奮状態(戦闘・逃走モード)**に導く交感神経を活性化させます。酸素の取り込みが非効率で、体は「酸素不足」と認識し、結果体を活性化させる交感神経が働きやすくなるためです。
鼻呼吸にする為に、寝ている時に口テープをして強制的に鼻呼吸にしたり、舌を上顎につける筋力をつけるトレーニングもおすすめしています。
その他には、自律神経は脊髄を通じて全身に指令を送っています。特に後頭部・頸部・背中の筋肉が緊張すると、交感神経が過剰に働きやすくなるため、緩めることが重要です。
当院ではそれらを鍼などでゆるめますが、ご自身でも緩められる体操もその方に合わせて提案しています。気功法でもある"スワイショウ"は全ての方におすすめしています。
当院ではへそ灸を大抵の方に行いますが、お臍は内臓を司る神経が集まる場所です。ここを温めたり、手を当てて呼吸を整えることで、副交感神経の働きが高まり、内臓の働きや自律神経が安定しやすくなります。
特に夜寝る前にも湯たんぽなどでへそ周りを温めると、深い睡眠へと導かれますのでやってみてください。
運動では交感神経を刺激しますが、運動後の身体は副交感神経に導かれます。
このように運動は交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、心身のバランスを整える効果があります。
太陽の光を浴びることも自律神経を整える重要なポイントです。朝起きたらすぐに太陽を浴びると、体内時計がリセットされ、交感神経が適切に働き始めます。これにより日中の活動がスムーズになり、夜は自然と副交感神経が優位になり、質の良い睡眠につながります。
一方で、夜のスマホやパソコン、テレビの使用は自律神経を乱す大きな要因となります。画面から発せられるライトは交感神経を刺激し、眠りを浅くする原因となるため、寝る1〜2時間前には使用を控えることが理想です。ラベンダーやカモミールなどリラックスできるアロマを焚きながらゆっくり呼吸を整えると、副交感神経が優位になり、深い睡眠へと導かれます。
カフェインの摂取にも注意が必要です。カフェインには交感神経を刺激し、覚醒状態を引き起こす作用があります。朝や昼間に摂取する分には問題ありませんが、午後遅い時間や夕方以降に摂取すると、交感神経が活発になりすぎ、夜の寝つきが悪くなったり、浅い眠りを引き起こす原因となります。結果的に副交感神経が働きにくくなり、翌日に疲れを持ち越すこともあります。
食べる時間も大切ですが、特にカフェインの摂取時間を意識することが大切です。
理想的なのは、午後3時以降はカフェインを摂取しないことです。そうすることで、夜には自然と副交感神経が働きやすくなり、深い睡眠へとつながります。もし温かい飲み物が欲しい場合は、ノンカフェインのハーブティーや白湯を取り入れると、リラックス効果が高まりやすくなります。
当院では院長厳選の香りも味も幸せな気分になれるノンカフェインハーブティーを置いています。
寝る時間を一定に保つことも非常に重要です。毎日決まった時間に寝て起きることで体内リズムが整い、自律神経の働きが安定します。特に夜更かしや寝不足は交感神経を過剰に働かせる原因になるため、寝る時間を一定に保つことも意識しましょう。
温度ですが、末端(手足)やお腹、仙骨周り(お尻)の冷えは交感神経を刺激しやすくなります。これらを温めることで副交感神経が優位になり、心身が落ち着きやすくなります。
自律神経は生命を維持する為に無意識に働く神経なので調子悪いと感じるのであれば、先ずは身体の声を聞き従う事が基本ですが、身体の仕組みを知ると早く快適な状態に戻す為にコントロールすることは多少可能です。
この他にも食事法などもありますし、当院の施術ではその方その方に合わせたアドバイスをしております。
寒暖差があったり、花粉などアレルギーがでたり、身体が痛んだり、めまいが起きたり、心が落ち着かなかったりなど、自律神経は生命を守る為に働いてはくれているけど、それによる不快な症状が起こりやすいこの季節。
まずはそれに従う事が基本ですが、より心地よい春が皆様に訪れるようまとめてみました。
是非実践してみてくださいね!

鼻呼吸は副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせる働きがあるからです。
心臓がドキドキしたり、悩み事があったり、眠れなかったりなどある時は、先ず口を閉じ鼻から空気を沢山吸ってみてください。
心も体も少し楽になるのを感じてもらえると思います。
口呼吸は主に交感神経が優位になると言われています。
理由としては、浅く速い呼吸になり、これは体を**興奮状態(戦闘・逃走モード)**に導く交感神経を活性化させます。酸素の取り込みが非効率で、体は「酸素不足」と認識し、結果体を活性化させる交感神経が働きやすくなるためです。
鼻呼吸にする為に、寝ている時に口テープをして強制的に鼻呼吸にしたり、舌を上顎につける筋力をつけるトレーニングもおすすめしています。
その他には、自律神経は脊髄を通じて全身に指令を送っています。特に後頭部・頸部・背中の筋肉が緊張すると、交感神経が過剰に働きやすくなるため、緩めることが重要です。
当院ではそれらを鍼などでゆるめますが、ご自身でも緩められる体操もその方に合わせて提案しています。気功法でもある"スワイショウ"は全ての方におすすめしています。
当院ではへそ灸を大抵の方に行いますが、お臍は内臓を司る神経が集まる場所です。ここを温めたり、手を当てて呼吸を整えることで、副交感神経の働きが高まり、内臓の働きや自律神経が安定しやすくなります。
特に夜寝る前にも湯たんぽなどでへそ周りを温めると、深い睡眠へと導かれますのでやってみてください。
運動では交感神経を刺激しますが、運動後の身体は副交感神経に導かれます。
このように運動は交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、心身のバランスを整える効果があります。
太陽の光を浴びることも自律神経を整える重要なポイントです。朝起きたらすぐに太陽を浴びると、体内時計がリセットされ、交感神経が適切に働き始めます。これにより日中の活動がスムーズになり、夜は自然と副交感神経が優位になり、質の良い睡眠につながります。
一方で、夜のスマホやパソコン、テレビの使用は自律神経を乱す大きな要因となります。画面から発せられるライトは交感神経を刺激し、眠りを浅くする原因となるため、寝る1〜2時間前には使用を控えることが理想です。ラベンダーやカモミールなどリラックスできるアロマを焚きながらゆっくり呼吸を整えると、副交感神経が優位になり、深い睡眠へと導かれます。
カフェインの摂取にも注意が必要です。カフェインには交感神経を刺激し、覚醒状態を引き起こす作用があります。朝や昼間に摂取する分には問題ありませんが、午後遅い時間や夕方以降に摂取すると、交感神経が活発になりすぎ、夜の寝つきが悪くなったり、浅い眠りを引き起こす原因となります。結果的に副交感神経が働きにくくなり、翌日に疲れを持ち越すこともあります。
食べる時間も大切ですが、特にカフェインの摂取時間を意識することが大切です。
理想的なのは、午後3時以降はカフェインを摂取しないことです。そうすることで、夜には自然と副交感神経が働きやすくなり、深い睡眠へとつながります。もし温かい飲み物が欲しい場合は、ノンカフェインのハーブティーや白湯を取り入れると、リラックス効果が高まりやすくなります。
当院では院長厳選の香りも味も幸せな気分になれるノンカフェインハーブティーを置いています。
寝る時間を一定に保つことも非常に重要です。毎日決まった時間に寝て起きることで体内リズムが整い、自律神経の働きが安定します。特に夜更かしや寝不足は交感神経を過剰に働かせる原因になるため、寝る時間を一定に保つことも意識しましょう。
温度ですが、末端(手足)やお腹、仙骨周り(お尻)の冷えは交感神経を刺激しやすくなります。これらを温めることで副交感神経が優位になり、心身が落ち着きやすくなります。
自律神経は生命を維持する為に無意識に働く神経なので調子悪いと感じるのであれば、先ずは身体の声を聞き従う事が基本ですが、身体の仕組みを知ると早く快適な状態に戻す為にコントロールすることは多少可能です。
この他にも食事法などもありますし、当院の施術ではその方その方に合わせたアドバイスをしております。
寒暖差があったり、花粉などアレルギーがでたり、身体が痛んだり、めまいが起きたり、心が落ち着かなかったりなど、自律神経は生命を守る為に働いてはくれているけど、それによる不快な症状が起こりやすいこの季節。
まずはそれに従う事が基本ですが、より心地よい春が皆様に訪れるようまとめてみました。
是非実践してみてくださいね!

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